第112回:携帯依存症(2002/7/4)


今日、いつもなら忘れることの無い携帯電話を家に置いたまま出勤してしまいました。
常に肌身放さず持っている物を忘れてしまうと
常備薬を忘れたかのような激しい不安に駆られますね。
改めて、自分の生活に携帯が欠かせなくなってしまったんだなあ、と思いました。
これぞまさに『失って初めてわかる大切な物の重み』ってやつです。

「携帯依存症」と巷でよく言われますが、今まではその言葉も右から左でした。
自分が携帯を忘れてみて始めて気が付きますね。
昔は電話帳の入った分厚い手帳を毎日持っていたり、
時間を確認する為の懐中時計をポケットに入れていましたが、
今や携帯電話が全て代用してしまっています。
それが悪い訳ではありませんが、やっぱり切り札は用意しとかないといけないですね。

もはや依存症を拭い去ることは不可能かもしれませんが、
軽減させることは出来る筈。
意識して時計や手帳等は持ち歩くようにしようと思います。
手帳は仕事用の持ってるんですけどね。
連れや友人の電話番号やメールアドレスは流石に書いてないんで。

何て言うんでしょう、
この放置プレイをされているような気分はもう嫌ですな。

<BGM>
 birthday eve (Kazuya Takase)
 [Sense Off originalsoundtrack & perfect drama]