第133回:特典諸々(2002/12/20)


最近のゲームはかなりの確率で「初回限定特典」「予約特典」などの『特典』が付いてきます。
CDやDVDとかもその傾向にありますね。
更には店側もメーカーとタイアップして「購入特典」「予約特典」などを用意しています。
ゲーム関係は特にそうですね。
まあ、そうしないと売れないのが現状らしく、
他がやれば差をつけられるから自分も、更には他よりも喜ばれるものを、といった感じで
「用意するのが当たり前」の感覚になってしまっているようです。

それを購入者が喜ぶかどうかは人それぞれで、
特典自体が嫌いという人もいれば、物によっては敬遠するという人もいます。
私はどちらかと言うと「特典」を嬉しいと感じる方ですが、
特典を付けることによって値段がベラボウに高くなっていたり、
あまりにも出来が悪く邪魔になるだけのものだったり、
物によっては嬉しくないものもあります。

今まで私が受けた特典において、色々な意味で困ったのは、
エルフの缶詰に入っていたピン○ローターなのですが、
(こんなのどうすりゃいいんだよ)
真面目な話、携帯のストラップなんかはあんまり取り替えるものじゃないので結構困ります。
と言っても、私の携帯ストラップは
未だに中日ドラゴンズのユニフォーム姿の星野仙一なので
そろそろ替え時かなあと思っていますけど。
普通に嬉しい特典は、音楽CDですね。
私、どんな作品でも音楽を重要視しますんで。

で、昨日なんですが日本ファルコムの「ダイナソア リザレクション」というゲームを購入しました。
その昔、PC-8801SRシリーズなどで発売された3D-RPGのリメイク版なのですが、
リバイバルブームで盛り上がる今日、私が一番リメイクを望んでいた作品でした。
(理由は、PC-8801SR版はフロッピーDISKを壊してしまい志半ばで力尽きたから)

日本ファルコムの作品は大概「これでもか!」ってほど特典を付けてきます。
このダイナソアでも「6大特典」を付けており、その内3つは音楽CDでした。
私は予約をしていたので更に予約特典が付いたのですが、予約特典はなんと音楽CD2枚。
ゲームを一本買って、入手した音楽CDがなんと5枚という有様に。


左から
「ダイナソアFM音源完全版」
「ダイナソア リザレクション サウンドトラック」
「交響幻想曲 白き魔女」
「ツヴァイ!! スーパーアレンジバージョン」
「VM JAPAN オリジナルサウンドトラック」

いや、正直言うと嬉しいんですけど、
大体CD1枚2500円としても、5枚だと12500円分でしょう。
ゲームより高いんですけど。
それより、聴く暇がないってばさ。

こうなると、中身よりも特典で売ろうとするメーカーが絶対出てきますね。
って、もうあるよなあ、そういうところ。
どちらにせよ、こういった風潮が「当たり前」になるのは少々怖いですな。


<BGM>
  Drivin' (NAOKI feat.Paula Terry)
 [ beatmania IIDX 8th style Original Soundtrack / KONAMI ]