第１４１回：失って初めて気が付くもの（2003/03/09）

タイトルから私の好きそうなフレーズでスミマセン。 まあ、何に対しても言える事なんですけど、 自分の身近にあるときは「いつでもある（いる）んだから」と安心してしまい、 いざ突然自分の身近から消えてしまった時に後悔してしまうことがあります。 先日、池袋をプラプラしていたとき、 ふと「辻利の抹茶カステラが食べたいなあ」と思い立ち、 出張店舗のある池袋東口のISP（池袋ショッピングなんとか）に赴いたところ、 それらしき店は跡形も無く消えており、後悔の念に駆られたんですね。 今まで「池袋で買えるから」と軽視していた部分があったのですが、 いざ無くなってみると「もっと利用してれば良かったなあ」と。 その時の状況にはよりますけど、 自分の身近にある（いる）ものほど軽視してはいけないと思います。 身近にある（いる）ものほど失った時の影響は大きい訳で、 軽視していた分だけ後悔も大きくなります。 まあ、軽視していなくても後悔はすると思いますけど。 この辺は個人差もあるんで何とも言えませんが。 『失って初めて気が付く』 言葉だけ聞くと何やらカッコイイ響きがしますが、 実際のところこんな想いはできるだけしない方がいいものです。 勿論、この経験が人を大きく育てることもありますけど。 日々大切に生きていきたいものです。 あ、『辻利』というのは抹茶好きにはかなり有名な甘味・宇治茶の店ですね。 ここの抹茶カステラは絶品です。 更に余談ですけど、 最近汐留にオープンした『カレッタ汐留』の中に 『茶寮 都路里』と『祇園辻利（つじり）』が出店しているらしいですね。 池袋よりは遠くなりましたが、一応東京でも買えるという訳です。 しかも、都路里の方もあるので抹茶パフェも食べれます。 ＜ＢＧＭ＞ 　 Birthday eve (高瀬一矢) 　[ Sence Off / otherwise ]