第254回:車社会の奇妙な光景(2005/08/20)


私の実家は頭に「ド」を付けるまではいきませんけど結構な田舎です。
最寄のJRの駅まで徒歩20分弱。
現時点で最寄のコンビニまでは歩いて10分強。
そして人の噂は半日で広まる。
簡単に言えばそんな環境です。

ですので車がないと何も出来ません。
実家へ戻るとまずは自身滞在中の車の確保をします。
兄貴と帰る日が重なるとそりゃもう大変です。
一日中ノートPCで「水月」とかやりながら家でゴロゴロして終わることも。

そんな「車社会」の場所故、大都会ではまずお目にかかれない
奇妙で矛盾した珍しい物を見ることが出来ます。

それは、飲み屋の駐車場。

昼間にランチをやっている訳でもなく、
普通に定食を用意してある訳でもありません。
正真正銘の飲み屋です。
中には全国にフランチャイズ展開している店もあります。

しかも、ビックリなのが常に満車状態だということ。

間違いなく殆どが飲酒運転ですね。
「運転手だけ飲まない」なんてこと滅多にありませんってば。
警察の人は飲み屋の前でネズミ捕りしていれば一日でノルマ稼げますよ。

単純に駐車場の分を建物にしておけば店も広くなって多くのお客さんが入れそうなものですが、
そうするとお客が車で来れなくなってしまうため客足は減ってしまうんでしょうね。

色々と難しいですね、田舎は。


<BGM>
ネクロファンタジア ※東方アレンジ(onoken)
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