第33回:数年後にはもしかして標準? (2000/11/26)


つい先日、社内マシンのキーボードが壊れたので、
新しいのを導入しました。
と言っても、自分の足で店まで行って買ってくるんですけど。
AT互換機の良い所は、端子自体は一緒なので、
規格さえ間違えなければ使用できるという事でしょうか。
そんな考えを察してかどうか、
予想通り店には沢山のキーボードが売られていました。

捻って考えると、使いやすさに違いはあれど、
結局は「どれも一緒」ってことになります。
まあ、金の無い会社だし、できるだけ安いものを買うことにしました。
まさかこの選択がとんでもない事件(?)を起こすとは・・・
これも世紀末を暗示しているのだと信じてやみません。

さて、とりあえずキーボードの箱を見て頂きましょう。



まあ、何てこと無い箱です。
ネーミングセンスには一抹の不安を残しますが、
980円じゃこんなもんでしょう。(本当か?)

で、動作チェックも含め、実際に使用することに。
何がターボなのかは解らなかったのですが、
確かにスリムではありました。
サイズ的にもあまり場所を取らない感じで、
値段の割にパフォーマンスはよさそう。

そして、チェックも終わり、
「いい買い物をしたかな」と思った丁度その時、
私はある異変に気がつきました。

下の写真を御覧ください。



よーく見て下さい。気がつきましたか?
「気がつかない!!」と諦められるのも嫌なので、
その部分を拡大してみます。



そうです、「SHIFT」と「ろ」のキーが逆なんですよ。
一瞬、目を疑いました。
間違ってないのかなあ、と思いそうにもなりました。
(それだけ堂々としていたんですよ)

既に正規の規格として世に蔓延っているのなら申し訳ないです。
少なくともこんな配置は初めて見ました。
ブラインドタッチができる人ほど使い難いんじゃないかなあ、
なんて思うのですがその辺はどうなんでしょう。
数年後にはこれが標準になってたりして・・・。
それはそれで慣れちゃうんだろうなあ、多分。