第336回:自然と耳に入ってきた会話 その壱(2008/05/10)


先日の通勤途中、特に聞きたくもなかったのですが、
運悪くMP3プレイヤーの電池が切れていたため、
隣に座っていたおばさん2人の会話を聞く羽目になりました。

おばさん方曰く、近所に住むAさん(仮名)の息子が、
雨が降ってきたので傘を万引きして警察に捕まったとのこと。
まあ、人殺しだろうが万引きだろうが犯罪は犯罪ですから当たり前ですな。

ただ、会話を聞いていると思わずツッコミたくなる言葉がチラホラあってビックリ。

 「万引き見つかったときお店の人に反抗するから悪いのよ。
  そこは『雨が降ってきたからつい取ってしまった』とか言えばよかったのに。」


よくねーよ。

 「傘は大きいから店員の目に付いちゃうわよ。
  小さい物ならまだ良かったかもしれないのにねぇ。」


よくねーよ。

 「でも親も親で息子を引き取りに来たとき
  『何でうちの息子が!』って文句言ったそうよ。
  息子も息子なら親も親よねぇ……こういう時は反抗したら負けよね。」


勝ち負けの問題じゃねーよ。

一見、常識のありそうな普通のおばさん方だったのですが、
「それはギャグで言ってるのか?ギャグで。」と言いたくなるほど出てくる言葉は酷いものでした。
万引きが『悪い』ことは分かっているようでしたが、
その罪に対する意識は希薄だった、そんな感じでしょうかね。
とりあえず認識レベルは五十歩百歩だと思いました。

私は声が大きい方なので、
周りに聞こえる声で恥ずかしい会話をしないように注意しようと思います。


<BGM>
クロノベルト OPテーマ
[ propeller ]