第383回:子供の感受性(2009/04/02)


『感受性』という言葉が正しい使い方かどうかイマイチ微妙なのですが、
子供って純粋が故に外の情報を心で受け止める能力が凄いなあと感心した出来事を一つ。

本日、客先へ行くためホームで地下鉄を待っていた時のこと、
今にも泣き出しそうな表情で地下鉄に乗るのを嫌がっている女の子に遭遇しました。
おそらく年齢は4歳〜5歳くらいでしょうか、少なくとも小学生ではなかったと思います。

ああ、外の景色は一面真っ黒だし、地下鉄の走行音は大きく響くし、
嫌いな子供がいても不思議はないよなぁ、
うちのリー師匠も泣きはしないけど走行音にビクッとすることあるしなぁ、
などと、その女の子が嫌がっている理由を勝手に想像して勝手に納得したのですが、
彼女が母親に明かした地下鉄に乗りたくない理由は、私の想像を遙かに凌駕するものでした。


 女の子「サリンが怖い!!」


 ( Д ) ゜ ゜


いや、『サリン』って言ったらアレですよ、
例の宗教団体が使用して世間を震撼させた化学兵器ですよ……もう14年前の話になりますけど。

当時まだ生まれていないであろう年齢の女の子が何故??
多分、毎年3月20日頃になるとニュースやワイドショーで流される
『地下鉄サリン事件』の特集でも観たのでしょうね。
普段何気なく利用している地下鉄で現実に起きた凄惨な無差別殺人事件に恐怖心を抱いたのでしょう。

そういえば私も子供の頃に『帝銀事件』の特集を観て、
しばらくの間はセールスマンとか訪問者とか怖くて信用できなかった覚えがあります。
事件の様子をリアルに再現したドラマが衝撃的だったんですよね……。
ちなみに『帝銀事件』の起った場所は、私が現在住んでいる場所の近くだったりします。
勿論、今は『帝銀事件』の特集を観ても平気ですけど。

受け取った情報を元に「もし自分が同じ目に遭ったら」と想像するのは大人も子供も一緒ですが、
子供は心がピュアな上に感受性がすこぶる豊かなので、
実際に自分の身に降りかかったかのようなリアルな想像をしてしまうのでしょうね。

克服するまで時間が掛かると思いますが頑張れ女の子!
私も10人の嫁が神戸屋の制服を着て同時に迫ってくる場面の妄想を頑張ります。


<BGM>
Endless Tears...(11eyes CrossOver オープニングテーマ)
[ 彩音 / 5pb.Records ]