第41回:そして、雪が降った (2001/01/08)


正確には1月7日の夜になりますが、東京に雪が降りました。
私、生まれてからずっと雪とは殆ど縁の無い地域に住んでおりまして、
雪に一種の憧れみたいなものを抱いております。
小さい頃から親の事情で転勤は多かったのですが、
不思議と雪の降る地域に転勤する事は無かったんですよ。

しかし、雪って不思議ですよね。
窓越しに雪が舞い散る幻想的な光景を眺めていると、
次第に心が癒されていくような、そんな感じがします。
あまり精神的安らぎの少ない毎日ですが、
そんな中でこんな演出もまた一興かなあ、と素直に感謝しました。

でも、こうやって雪を美化できるのは、
雪に縁の無い生活を送ってきたからなんでしょうね。
冬になると雪が生活の一部になってしまっている地域の方々には、
非常に厳しいものだと思います。
何しろ寒いですからね。
寒さには強い方なのですが、流石に「寒いなあ」と思います。

結局の所、あんまし積もらなかったんですけどね。
でも、短いながらもいいヒトトキを過ごすことができました。