第66回:もしかしてうちの田舎だけ?(2001/07/23)


本日会社へ出勤する際、プールグッズを片手にはしゃぐ子供達とすれ違いました。
勿論、ランドセルなど背負っておらず、何となく違和感を感じたのですが、
すぐに学生の方々が夏休みに突入したことを思い出して妙に納得。
楽しい夏休みとは言え月曜から元気だなあと感心する自分に、
ちょっと老いを感じてしまったのがちと寂しかったりもして。

この他にも夏休みなんだなあと感じさせるような出来事が盛り沢山でした。
学生があまり乗っていない電車、制服姿で街を闊歩する学生の少なさ、などなど。
そういった夏休みを感じさせる出来事の中で、私がひどく驚いたことがありました。
それは、自転車に乗る小学生の姿です。

既に日も沈んだ時間帯だというのに、今日は自転車で町内を走り回る小学生を多く見かけました。
友達の家でついつい遊びに夢中になってしまったんでしょうか、
それとも、夏休み初日から難しい事を頭に詰め込まれた塾の帰りなのでしょうか。
まあ、そんなことはどうでもいいんですが、
彼等(彼女等)の姿は明らかに私が小学生だった頃の姿とは異なっていました。

それは、ヘルメットを被ってなかったのです。

私の田舎では、小学生はヘルメットを被って自転車に乗ることを義務付けられていました。
勿論超カッコ悪いので凄い嫌だったんですけど、
後々面倒なことになるのはもっと嫌だったので、仕方なく被ってました。

しかし、こちらでそんな小学生は一人として見かけないんですよ。

私が東京に出て来てから既に何年も経過していますが、今までこれっぽっちも意識してませんでした。
今日はたまたま自転車に乗る小学生の姿を多く見かけたのでふと昔の自分を思い出したんですけど、
世間ではこれが普通なんでしょうかねえ。
だとしたら、私の恥の歴史を曝け出してしまったみたいでなんか恥ずかしいですわ。

ちなみに、私の田舎は静岡県沼津市でございます。
まだ被ってるのかなあ・・・実家に戻ったときに意識して観察してみる事にしましょう。