第77回:最近の若者は・・・(2001/10/30)


これ、信じられないかもしれませんが全て今日の出来事です。

かなり混み合う電車の中、畳んでならまだしも大っぴらに広げて
自分が新聞を読むスペースを無理矢理作ろうとしたオジサン
(しかも、上手くスペースが取れないことにイライラしている様子)
かなり混み合う電車の中、他の人の邪魔にならないように読書を止めた若者

混み合う中、人の合間を何も言わず無理矢理通ろうと突っ込んできて、
人の足を踏んでおきながら「あ、あぁ」しか言わなかったオジサン。
混み合う中、人の合間を「スミマセン」を連呼しながら慎重に通っていった若者

年配の方が電車に乗ってきた途端、知らん顔をしたオジサン
年配の方が電車に乗ってきた途端、素早く席を譲った若者

世の中のオジサン方、
『最近の若者は・・・』
の続きは、何ですか?
勿論、なってるなあですよね?

今回私が見た若者の行動が、全ての人に素晴らしく映るとは思いません。
どちらかと言うと普通のことに思える人の方が多いでしょう。
ただ、比較対象となるものがあったんでインパクトがあったのは確かです。
むしろ、比較対象になったオジサン方の行動が責められるのかなあ、と。
まあ、それなりの理由があったのかもしれませんけどね、オジサンにも。
百歩譲って「席を譲るのが恥ずかしい」だったとしても、
それが出来る人間は褒められるべき存在であることに違いないでしょう。

オジサンも若者も関係なく、醜い行動は醜いんですよ。
年齢で判断する前に、行動で判断してもらいたいものです。
断っておきますが、世の中全てのオジサンがダメだと凶弾している訳じゃありません。
勿論、尊敬に値する素晴らしいオジサンも沢山います。

しかし、席を譲った人は本当に速かったですよ。
こういった行動が自然にできること、素晴らしいと思います。
恥ずかしながら、素早く行動できる自信が私には全くありません。