第85回:心地よい緊張感(2001/11/24)


先日、PSでドラゴンクエストW(以下DQW)が発売されました。
私がプレイしたDQシリーズの中では一番好きな作品であり、
それでいて世間ではかなり評価の低い作品でありまして、
今回の移植でちょっとは見直されるといいなあ、と切に願ったりしています。
(ちなみに、プレイしたDQはT〜YとX68k版のDOT〜U。)
音楽なんてシリーズ通して最高(特に4章)だと思うんですけどねえ・・・。
ま、そんな作品ですから発売日に購入、現在セコセコ遊んでおります。

かれこれ4年近くDQをプレイしていなかったのですが、
今回DQWを遊んでみて、

「メタルスライム系との戦闘は心地よい緊張感があって楽しい」

ということを改めて認識しました。

敵の攻撃時は逃げるかどうかでドキドキ。
自分の攻撃時には当たるかどうかでドキドキ。
「あと一撃当てれば倒せる」という状態での手に汗握る感覚。
悩みに悩むコマンド選択。
(回復魔法と攻撃で悩みに悩み、欲を出したら攻撃ミスってメラ唱えられて死亡とか)
かいしんの一撃の音(シュバババ!!ってやつ)が鳴った時の何とも言えない「やった!!」感覚。
人間の心理的に絶妙のバランスが取れていると思います。

他のゲームにもこういう敵キャラは出てきますが、
特に序盤の戦闘では他の作品を寄せ付けないバランスを保っているのではないでしょうか。
(経験値を稼ぐ作業になると退屈でしかないんですけど)

ま、そんなこんなで楽しんでいます。
でも、無理に3D視点にする必要はないと思うんですけどねえ。
ゲームそのものの面白さに2D・3Dは関係ありませんから。
(というより、酔い気味でちょっと辛い・・・)