第89回:その気持ちが伝わってくるもの(2001/1/22)


昨年末から今年にかけて、劇団四季のミュージカルを2作観る機会がありました。
一つは『ライオンキング』、もう一つは『異国の丘』。
元々、私の連れが『四季の会』に入ってる程のミュージカルマニア(?)でありまして、
それに便乗したという形になりますか。
何せ、ライオンキングだけで二桁くらいは行ってる筈です。

結構前から私も誘われていたのですが、長時間座るのが苦痛で逃げていました。
それがまあようやく観念して重い腰を上げた、という次第です。
ちなみに、『異国の丘』は私から行きたいと申し出ましたが。
ああいう話は好きなもので(笑)

で、ミュージカルに接してみるとガラリと認識が変わりました。
今まで逃げていたのが勿体無かったくらいですよ。
面白い、というのも勿論ですが、それよりも役者に惚れます。
男・女限らず、物凄いカッコイイんですよ。
一人一人が誇りを持って堂々と演じているのが分りますし、
その役者の気持ち、というより本人の気持ちがヒシヒシと伝わってくるのです。
ライオンキングのシンバなら、『シンバ』の気持ちが。
異国の丘の近衛(九重)秀隆なら、『近衛(九重)秀隆』の気持ちが。
役者全員が誇りを持って演じているからこそ、観る側の我々も惹かれていき、
会場内に一体感が生まれて素晴らしい作品になるのだと思います。
役者によっては追っかけが存在するのも頷けますね。

元々長い話を歌と踊りを入れて2時間くらいに端折ってあるので
ストーリーに関しては要点だけまとめたような感じでサクサク進みます。
その辺の分り易さも一つの魅力だと思います。

ちなみに、『異国の丘』はかなり心の琴線に触れました。
話も勿論ですが、演出にかなりやられましたね。
また別途コラムを書きますので、詳しくはそちらで触れます。
2月10日で東京公演が終わってしまうのが惜しまれますね。
次は名古屋らしいので、そちらの御方は機会があれば是非観てみてください。